サラリーマンA：おい、見てみろよ。自販機の下に1円玉が落ちてるぞ。 サラリーマンB：マジで？拾えば儲けモンじゃん！ A：でも、手が入らないな…。 B：あきらめんなよ。どうにかして取ろうぜ！
A：よし、まずは定規で取ってみよう！（定規を差し込む） B：届かないだろ、そんなので。 A：じゃあ、お前の伸びるボールペンは？ B：いや、そんなので届くわけないだろ！ A：ハンガーなんてどうだ？ B：いや、それは無理だろ…。
A：そうだ！俺の腕時計を紐で延長して…。 B：ばかやろう、腕時計が壊れるだろ！ A：じゃあ、お前の携帯は？ B：絶対嫌だ！壊れたら困るだろ！ A：しかたない…。（道具を取り出す） B：え、まさかそれは…釣り竿？！ A：そう、これなら手が届くはずだ！
B：（あきれ顔）お前、本気で釣り竿で1円釣ろうとしてるのか…？ A：（必死に釣ろうとしながら）当たり前だろ！1円だって大事な金だ！ B：いや、もういいよ。恥ずかしいからやめろって。 A：（釣り上げた1円を見て）やった！釣れたぞ！俺の勝ちだ！ B：お前の勝ちって…。もう関わらないでくれ。 A：（1円を握りしめて）この1円で、今夜は贅沢させてもらうぞ！ B：（呆れて立ち去る）
